1910 Rogers Pass & Fine Line 2009 Charity Tour

1910年ロジャース・パス雪崩犠牲者調査

  1. 東京滞在中2日間に渡り、外務省大臣官房外交資料館に足を運び、日加用達株式会社、東京移民会社、そして1910年ロジャース・パス雪崩事故資料を調査しました。今まで伝えられなかった事実が少しずつ分かりつつあります。
    1. 日加用達株式会社
      • 日加用達株式会社定款
      • 1906年12月27日、カナダ太平洋鉄道者との契約書
      • 1907年7月24日、東京移民会社との契約書
      • カナダ太平洋鉄道日本人契約者の逃亡と解約リスト
    2. 東京移民会社
      • 設立明治30年1月、設立者斎藤忠太郎
    3. 1910年ロジャース・パス雪崩日本人犠牲者リストと弔慰金のやり取り
      • 1910年ロジャース・パス雪崩日本人犠牲者の名前と原籍リスト、そして2名の犠牲者の戸籍謄本
      • 犠牲者出身各地の県知事、バンクーバー日本領事館、外務省との弔慰金のやり取り
  2. 10月23日パタゴニア横浜関内店にて、1910年雪崩犠牲者の1名であった山路満之助(明治10年7月26日生の六男、享年32歳)のご親族である山路麗子さん(お爺さんの弟が山路満之助で山路和盛さんの母)、山路和盛さん(大伯父さんが山路満之助)、そして山路知子さん(山路和盛さんの妻)が来場されました。そして11月11日、山路ご家族との夕食会にて、鹿児島県出身のもう一人の雪崩犠牲者だった迫田彦八(享年23年)も山路家の親族の可能性があり、彼のお墓は鹿児島県にあった山路家の墓地に入っていたことが判明しました。また、亡くなった迫田彦八の弔慰金は山路彦次郎(山路満之助の父)に渡っていたことも外務省外交資料館1910年雪崩死亡事故資料から分かりました。ちなみに、山路満之助の弔慰金は当時の妻であった山路エタに渡されていたことも分かりました。
  3. 立命館大学文学部地理学教室准教授河原典史氏のご協力とご紹介で、11月1日福井県美浜町にて、1910年雪崩犠牲者の1名であった今村武房(明治23年12月8日生の次男、享年19歳)のご親族である今村正憲さんとお会いし、当時16歳で渡加した今村武房の写真を見せて頂きました。そして、お話をして頂き、美浜町にある墓地へと訪れました。今村正憲さんから言うと、祖父である今村市太郎(明治11年1月25日生)の弟が今村武房であったということです。外務省外交資料館1910年雪崩事故資料によると、弔慰金は今村武房の父であった今村助次郎に渡っていたことも分かりました。
  4. 立命館大学文学部地理学教室准教授河原典史氏のご協力により、1910年雪崩犠牲者の1名であった田邊銀蔵(享年26歳)のご親族が大阪にいるということが分かりましたが、残念ながらお会いすることはできませんでした。
  5. 長野県東御市商工会のご協力により、先日12月3日故阿倍正虎(享年25歳)のご親族である阿部文生(72歳)と電話連絡が取れました。そして、12月11日に日本側の協力により、私の手元に故阿倍正虎氏の葬儀風景の写真や阿倍正虎氏の写真を頂くことができました。また、3月4日には阿部文生さんと息子の阿部純久さんが合同慰霊祭に参加したいとの意思を示して頂きました。また、当時正虎氏が渡加するときに事前に来ていた弟の孝之氏の情報も少しずつ分かりつつあります。もし、弟の孝之氏の手元に兄正虎氏の情報があるかネルソン市の博物館を通して調査中。

カナダレベルストーク地元新聞記事(英文)

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